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黒木本店
きろく 中々 百年の孤独 蔵元情報 創業は明治18年(1885年)、宮崎県児湯郡高鍋町にある「焼酎一筋」の蔵元。
土地に根ざした酒造り「人と大地が一体となったものづくり」のため、農業からの焼酎造りを実践。 かつては海洋投棄をされていた蒸留後の焼酎粕を自社施設で有機肥料に再生産して活用。 それは「焼酎造りは自然の恩恵を受けて造れるから」という考えのもと、自然の恵みを環境を汚染せずに返すためでもあります。 その肥料を使い、自ら運営する農業生産法人「甦る大地の会」で焼酎の原料(米、麦、芋)を有機栽培するなど、自然循環型の酒造りを実践。 仕込み水には尾鈴山水脈の伏流水を安全に濾過して使用。 原料だけではありません。 麹は丁寧に人の手を介して造られ、自社培養した複数の酵母を原料によって変え、一次仕込みは全て「甕」で行い、二次仕込みには焼酎蔵としては非常に珍しい「木桶」を用いるなど随所に焼酎に対する愛が溢れています。 そうして出来上がった焼酎は、まさにその土地を香りで表現した「飲む香水」 醸造酒のように発酵させてそのまま飲むのではなく、蒸留してから残る香りだけで表現するというところから、蔵元の信作さんは「写真で言うと醸造酒はカラー写真、蒸留酒はモノクロ写真のような魅力がある」と言います。 |