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ドメーヌ・ジャン・フェリーは4世代続いている家族経営のワイナリー。1988年から現当主のジャン・フェリー氏(左下写真)が経営をしています。 2006年から栽培と醸造をパスカル・マルシャン氏が担当(2012年ヴィンテージまで)。彼は、過去にルフレーヴ、コルト・アルマン・ヴージュレ等での醸造経験もあり、コントラフォンのドミニク・ラフォン氏とも親交の深い。 2017年6月からは醸造担当でコート・シャロネーズのアンドレ・デルーメで働いていたローランスさん(右写真:中央)が加わり新体制に! 蔵の説明をしてくれたのは営業のミカエル・ロワさん(右写真:右)。日本語の勉強中とのことで、会話の所々に日本語を使ってくださってました。 2017年からヴォーヌロマネの一級畑「オルヴォー」を取得し、合計で22個のアペラシオンを所有しています。特級畑のコルトン(右写真の丘)にも畑があります コート・ド・ニュイからコート・ド・ボーヌ、コート・シャロネーズにかけて持っている畑のほとんどが有機栽培で、ブドウの栽培からワイン醸造に至るまでオーガニックを掲げています。 収穫は全て手摘みで行われます。2015年からはロマネコンティでも行っているビオディナミの手法を取り入れています。 収穫されたブドウは、醸造所の2階部分につながるところに搬入され、ブドウにストレスを掛けないよう重力の力に従って移動されます。赤ワインはセメントタンクで発酵。タンク内にステンレスの冷却装置を設置し、約3週間のマセラシオンを行います。その後樽でのMLFと熟成に約2年掛けてからボトリングします。 白ワインは搾汁後デブルバージュで48時間置いておき、細かな澱を取り除いて(澄んだワインを造るため)からマセラシオンを行います。こちらもステンレスの冷却装置が設置。熟成は樽で一年間させて、樽から出して2から3ヶ月をタンクで貯蔵し品質を均一にした後に瓶詰め。そこからまた2ヶ月ほど置いてから出荷の体制に入ります。 畑の真ん中にある小屋にて!
ドメーヌ・ジャン・フェリー
【ブルゴーニュ地方】 蔵元情報 |