神亀酒造さんの特徴はなんといっても「熟成」による複雑な香味と米の旨み溢れる味わいです。定番の純米酒でさえ、なんと２年以上熟成させることにより濃醇な酒質に仕上げます。これぞ熟成！と思わせる複雑な味わいは、酒通も唸るお酒。燗上がりを感じられる逸品です。
ビックリするとは思いますが、チーズなんかとの相性が抜群です。

綺麗な熟成感のある落ち着いた香りで、冷酒から常温でも旨みが乗っているように感じますが、そんなもんじゃないんですこのお酒は…お燗にするとその旨みが一気に花開いてきます。芯がしっかりしているので、70℃位まで上げても味が崩れません！ほっかほかの炊きたてご飯のあまーい香りが立ちこめ、飲むとぶわぁっと口いっぱいにお米の旨みが広がります。そして適度な酸が支えるように存在し、舌にうっすらと、だがじんわりと旨みの余韻が残ります。

洞窟熟成の魅力は、冷蔵庫など人工的な環境とは違う熟成の仕方をすること。年平均約10度(最高16℃、最低4℃)という、ゆっくりではありますが温度の変化が起こる事によって瓶の中でゆっくり対流が起き、その結果、常に一定の温度で貯蔵するよりも複雑で独特の香味に仕上がるんだそうです。熟成による枯れた香り、蜜のような甘い香りも潜んでいます。まろやかなコクと山廃らしい濃縮感のある旨み、ぬる燗にすると劇的な変貌を遂げます。角が取れスムースになった飲み口、ミモレットのような濃縮感のある旨味系のチーズなんかと合わせると美味しさが引き立ちます。

一般家庭でも地下水を汲み上げて使用するのが当たり前という水に恵まれた六郷地域で地下２５メートルから汲み上げた地下水で醸される春霞。派手過ぎない綺麗な香りで、料理の味わいを邪魔しない透明感のある甘みと酸、爽やかな旨味とのバランスが非常に高次元でまとめられており、まろやかな膨らみを感じながらもキレよく通り過ぎていきます。ぬるめのお燗にすると、自然と頬がほころぶようなやさしい美味しさに包まれます！

亀泉と言う名は、干ばつでも枯れることがない湧水のことで、この湧水を仕込み水につかったことから命名されました。広島県産八反錦を使用。青リンゴやパイナップルのような香りがとても強く、ジューシーで甘酸っぱい味はキンキンに冷やして、また氷を入れて冷酒でがオススメ！余り日本酒が得意ではない人や女性にピッタリ！ 商品名のCEL-24は酵母の名前から命名。高知県で開発された酵母で、リンゴのような香りをすごく出す酵母です。一部のマニアックな方はぬる燗にしてみても。。。

生酒特有のフレッシュでフルーティーを感じてほしい！
含んだときの鼻に抜ける香りや味わいの膨らみは、コンセプト通りに生酒らしさを存分に感じていただけます。フレッシュで控えめな甘み、バランスの良い酸と人気なのも納得の酒質です。 美味しいお料理と一緒にじっくり飲みたい、そんな一本です。