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蔵元特約店 Kissyo オンラインショップ
蔵元特約店 KISSYOの店長。清酒専門評価者の資格をもつ日本酒のスペシャリスト。
蔵元特約店 KISSYOの新米アルバイト。 日本酒について、店長から日々勉強中。
店長、さっき倉庫で商品の整理してた時に気づいたんですが、日本酒や焼酎に賞味期限の記載がないのはなんでなんですか?
お、米ちゃん。いいところに気が付いたね! 実はね…日本酒や焼酎に賞味期限はないなんだよ。 日本酒や焼酎・ワイン・ウィスキーのようにアルコール度数の高いお酒は、アルコール自体の殺菌作用もあって、正しく保存されていればすぐに腐敗は進まないから長期の保存が可能なんだ。だから賞味期限の表示義務がないんだよ。 その代わりラベルに「製造年月」を記載する必要があるんだ。
この「製造年月」ってお酒を搾った日ってことですか?
清酒の製造年月の表記は、基本的に「瓶に詰めた年月」が原則とされているんだけど、 「出荷する準備が整った年月」の場合と「瓶に詰めた年月」の場合があるんだよ。
ただ、近年は必ずしも瓶詰時期が記載されているとは限らなくって、こんな基準もあるんだよ! 酒税法「第86条の6酒類の表示の基準」によると、特定名称の清酒であって、容器に充填し冷蔵等特別な貯蔵をした上で販売するものについては、その貯蔵を終了し販売する目的をもって製品化した日を製造時期として取り扱うという記載があるんだ。
ふむふむ…(メモをとる)
例えば、 2019年12月に搾って瓶詰めし、 2020年6月に出荷準備が整った特定名称酒の場合 「2019.12」と「2020.6」 の2通りの表示ができるということなんだ。 この表記に関しては、瓶詰年月と出荷年月の両方を記載して出荷までにどれだけ貯蔵・熟成されたかなどがわかるようにしている蔵元も増えてきており、今後分かりやすくなっていくと思うよ。
そうなんですね! 瓶詰年月と出荷年月があるとわかりやすいですね! あ、でも・・・賞味期限がないといっても、時間が経つと味が変わってしまうんじゃ・・・
そんなに焦って飲まなくてもゆっくり楽しんで飲めるよ。 正直なところ「飲み頃」には個人の好みによる差があるから絶対という答えはないんだ。 なのでここでは「出荷された状態に近い味わいを楽しむ」ことを前提に説明するね。日本酒の美味しく飲める目安はこんな感じかな。
もちろん、この期間を過ぎても美味しく飲めるけど、当然ながらお酒が出来てからは時間の経過とともに味わいがゆっくり変化していっているので、そこからは先は言ってみれば好み次第だね!
へえ、なんだかワインみたいですね!
そうだね!ワインでは造られてから数年、ものによっては数十年置いて飲むことは当たり前だし、最近では日本酒でもヴィンテージを意識したお酒も増えているから、光(紫外線)が当たらなくて涼しい場所や冷蔵庫などで正しく保存されていれば、それほど気にしなくても大丈夫だよ。 最初は透明に見えても細かなカスが出たり、熟成が進むと沈殿物が生じることがあるんだけど、熟成過程でお酒の成分であるタンパク質が結合したりしてできるものなので飲んでも問題ないよ。 どうしても気になるようであれば、上澄みだけ飲む方法もあるよ。
日本酒ではフレッシュな味ものをついつい見てしまっていたんですけど、ヴィンテージ志向のものもあるんですね!
僕は酒屋さんで古い日付のお酒を見つけると逆に「どんなお酒に育っているんだろう」ってワクワクするんだ。 出荷されてすぐ買って飲むことは比較的簡単にできるけど、蔵元を離れてから熟成した日本酒を飲むって機会はまだまだ一般的ではないからね。
お酒が育つかあ。 時間が経つことによる味わいの変化に傾向はあるんですか?
そうだね…蔵の方針だったりお酒の銘柄でも異なるし、熟成は奥が深くてまだまだ分からないことだらけだけど、 個人的なイメージを伝えるとこんな感じかな!
これには温度も関係してきて、貯蔵温度が低くなるにつれてピークは右側に寄っていくよ。 お酒仲間の間では「飲み頃は飲みたいとき!」なんて言葉もあるくらいだから、あくまで参考程度だけどね! オススメの飲み頃は蔵元や僕に聞いてみてね!
「飲み頃は飲みたいとき!」って聞いて安心しました(笑) でも開栓前と未開栓だと飲み頃や賞味期限はかわりますか?
そうだね、いったん開栓した日本酒は空気に触れて酸化が進むので、できれば1週間以内に飲んだ方が味わいの変化が少なくて済むよ。 あと、空気に触れる面積を少なくするため清潔な小瓶に満量になるように移し替えると少しは酸化が緩やかになると思うよ。
ただ、お酒によっては、飲まれるまでの時間を意識して、意図的に早めに出荷している蔵もあるから、開けてから数日〜一週間ほど経ったほうが美味しく感じられるものもあるんだ。結局はそれも好みに左右されちゃうんだけどね(笑) 味わいが変わってしまった場合には、炭酸割りしてレモンやライムを搾ったりすると爽やかに飲めたりするし、飲まない場合は料理酒にしたり煎り酒にしても大丈夫だよ!
飲むだけでなく料理にも使えるなんて、便利ですね! たくさん日本酒の話をしていたら飲みたくなっちゃいました… 店長おすすめの日本酒と生酒を教えてください
それではおすすめを紹介するね!
1,760円(720mL)(税込)
フレッシュで控えめな甘み、バランスの良い酸と人気なのも納得の酒質です。美味しいお料理と一緒にじっくり飲みたい、そんな一本です。
1,595円(720mL)(税込)
後方を支えるハリのある綺麗な酸味、喉を通る時のキレとその後の舌にじんわりと残る心地いい余韻がまた飲みたいと思わせてくれます。ちょっと若めで出荷されるのも特徴です。
1,540円(720mL)(税込)
山田錦を50%まで削った純米大吟醸 大吟醸規格に恥じない、香り高いフルーティな吟醸香で、熟れた果実のような優しい甘みと酸。舌の奥の方に余韻を残しながら切れていきます。飲み頃で出荷されるのも特徴です。
1,870円(720mL)(税込)
出来上がったお酒はカラメルやナッツのような熟成香が心地よく、含むとお米と熟成による練れた甘みとハリのある酸、上品でいて力強い旨みが広がり、じんわりと綺麗な旨みの余韻を残しながら消えていきます。まだ伸びしろがあるので、開栓後時間が経っても美味しく飲める1本。
どれも美味しそうですね!順番に飲んでみます!
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