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品質管理について日本酒はとてもデリケートなお酒なので、保存の方法を間違えてしまうと、せっかくのお酒も美味しくなくなってしまいます。 日本酒の苦手な環境について●日本酒は高温が苦手… 保管をする時は、冷蔵庫がベストです。火入れ(加熱殺菌)されていない「生」のお酒は、劣化すると蒸れたような臭いが生じるので必ず冷蔵での保存をお願い致します。火入れを施されたお酒に関しても、高い温度で保存すると、酸化劣化によりが古くなった好ましくない臭いが生じます(熟成香とは違います)ので。 直射日光の当たらない出来るだけ涼しく温度変化が少ない、暗い場所に保管してください。 ●日本酒は光が苦手… お酒の瓶に茶瓶や緑瓶が多い事の一つとして、光が挙げられます。直射日光など、紫外線を多く浴びると、過度な着色と共に、日光臭と呼ばれる刺激的な臭いや、玉ねぎやガスのような臭いが生じ、香味のバランスが崩れてしまいます。紫外線は日光だけでなく、蛍光灯にも紫外線が含まれますので、新聞紙等で包んで、光が当たらないようにすることで品質を保つことができます。 また、照明を紫外線の出さないLED電球にすることで、光による劣化を避けることができます。 ご家庭での保存方法〜〜冷蔵庫で保管する場合〜一升瓶がそのまま入る冷蔵庫をお持ちの方は、そのまま入れていただければ大丈夫です。(笑)一升瓶は大きくて冷蔵庫に入らない…そんな方にオススメ!飲み終わった4合瓶などサイズの小さな瓶に移し替えることで、冷蔵庫に入るようにしてしまいましょう! 一升(10合)瓶をよく洗った清潔な4合瓶2本(8号)に入れ替えて冷蔵庫に保管し、残り2合は早めに飲み切るなどすれば。次回以降も品質の変化を最小限に留めながらお楽しみいただけます。 〜常温で保管する場合〜直射日光の当たらない出来るだけ涼しく温度変化が少ない、暗い場所に保管してください。当然、冷蔵庫で保管するよりは早く変化が進みますが、冷蔵貯蔵では出せない味わいになることもあります。 好みになりますがお酒の種類によっては少し時間が経過したほうが美味しく感じるものもありますので、興味のある方はお試しになられても面白いかと思います。 お酒の熟成は貯蔵熟成は様々な変化が複雑に絡み合って進行します。 基本的には保存する温度が高ければ高いほど変化が早くなり、一般的に温度が10℃上がると反応速度が約2〜3倍になるとされています。 しかしながら、変化の速い物質と遅い物質とが一緒に存在する為、同じお酒でも、貯蔵温度や期間が変わると、違う香味のお酒にもなります。 従って、「同じお酒でも、買ったお店によって味わいが違う」という可能性が生じてきます。 それはそれで一期一会な楽しみ方もできますが、当店は蔵元から出荷された時の味を維持(そのままお客様にお届け)することを目的に温度管理を行っています。 ★蔵元特約店 KISSYOの品質管理へのこだわり★〜日本酒専用の氷温庫で管理〜当店では、蔵元から出荷された時の品質を維持(そのままお客様にお届け)するために氷温(0℃〜-5℃)の冷蔵庫にて清酒を管理しています。〜照明にはLEDを使用〜日本酒は光(紫外線)に弱い性質があるので照明は紫外線を出さないLED電球を用いています。 |