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宝山 蒸撰 玉茜 1800mL 芋 25度
西酒造の契約農家でもある尾曲さんは、芋の品種によって栽培の仕方を変えるなどして質の良い芋を作っていました。
ある日、芋を卸していた芋焼酎の蔵元に行ったとき、尾曲さんは目を疑いました。。。それは、自分が丹精込めて作った芋が品種もなにもかも関係なく、ひとつのタンクに混ぜて仕込まれていたのを目にしたからでした。 せっかく高品質な芋ができても一緒に仕込まれては…と気を落とした尾曲さんは、西社長相談したそうです。 すると、西社長は「じゃあうちで芋別の焼酎を造ろう!」と、その当時は焼酎造りに使われていなかった綾紫などを、単一品種で焼酎を仕込み始めたのがこの蒸撰シリーズなのです。 綾紫、白豊、紅東、玉茜、それぞれ同じ仕込みで行っているため、純粋に芋の違いだけを飲み比べがお楽しみいただけます。 厳選された原料芋は、契約農家さんに大切に育てていただいたタマアカネです。 タマアカネの皮色は薄褐色、肉色はあざやかな橙色で、多品種に比べてβカロテンの含有量が高いことが特徴です。紅茶のような香りと熱帯フルーツのような濃厚な香りが楽しめます。口当たりはキレがよく、まろやかな味わいが特徴です。 25度の状態だと、香りが濃縮されて緑茶のような香りにも感じますが、少し揮発が進むと甘く柔らかい紅茶のような香りが鼻腔へと広がっていきます。
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