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玉川 Time Machine 1712 11度 360mL タイムマシーン
日本海側に面する地元、京丹後市は冬は寒さ厳しく、夏は暑くなる気候のため、夏になると飛ぶようにアイスが売れるそうです。
ふと「アイスは売れるんだけど、お酒が売れないね。。。!!そうだ!アイスと一緒に食べれるお酒を造ったら売れるんじゃないか!」と思ったことから始まったのがこのお酒の始まりでした。 アイスにかけて美味しいお酒の設計を考えているときに試験場の先生から1つの製法が教えられました。 中国・明時代の『三才絵図』なる図鑑百科辞典に触発された大阪の医師・寺島良安が『和漢三才絵図』という図解百科辞典を出版したのが、301年前の江戸時代のこと。 その最終巻・第105巻「醸造類」の記述を基に、現代に復活させた「江戸流生もと純米酒」です。 ハーパーさん曰く、使用する水を少なくしたり麹を多くしたりと現代の酒造りの常識から外れた考え方なんです。不思議。と、なんともロマンを感じます。 「もと=酒母」は、天保13年(1842年)創業の蔵に住み着いている「蔵付き酵母」を採用。 現代の日本酒と比べて2〜3倍の酸、5〜7倍のアミノ酸があるお酒に仕上がりました! みたらし団子や酢醤油のような爽やかでいて甘さも感じる香り、分析値的には超甘口のお酒ですが不思議なほどにキレがいいです。ドイツワインのような甘さですが酸のキレでマイルドに感じ、旨みしっかりでバランスがとられて、余韻は短めに流れていきます。 ヘシコなど塩っ辛い食べ物だけでなく、アイスクリームに垂らしても美味しいです!お燗にする場合は60度位まで熱めにつけてから温度を下げてあげると香りの質が変わり、よりマイルドにお飲みいただけます!
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