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【専用箱】獺祭 早田 磨き二割三分 720mL 純米大吟醸
マイクロナノバブルという、二酸化炭素ガスをものすごく細かい状態で液中に発生させることで、従来の火入れ(65度付近)よりも低温(40度)で殺菌と酵素の失活が可能になるという最新の殺菌技術を用いることで生まれたのがこの「獺祭 早田」です。
明治大学の早田保義教授と共に共同研究を始めましたが、開発途中で早田教授が不慮の病で逝去されてしまいましたが、2013年に新たな特許として出願し2017年に権利化されました!
獺祭といえば「磨き二割三分」と言われるほど、旭酒造を象徴するお酒です。 今では年間に何十本ものタンクで仕込まれる二割三分ですが、全てが「磨き 二割三分」として出荷されるわけではありません。出来上がったお酒はテイスティングを行い、二割三分に相応しくないと判断した場合は出荷されず格下げとなり、下のグレード(磨き三割九分や純米大吟醸50)にブレンドしてしまいます。 桜井社長曰く「タンク1本しか仕込まないような鑑評会の出品酒のように一発勝負ではないからこそテイスティングで容赦なく格下げできるし、納得したものだけを製品化できるのは、仕込み本数が多い強みです」
そう聞くと三割九分や50がお得!と思いますが、反対に二割三分にはそれだけの差が存在するということを意味します。そこには“獺祭 磨き二割三分は美味しくて当たり前”という志のもと、絶えず23%という精米歩合に相応しい最高の酒を求めて日々進歩しています。
味わい・香り通常の二割三分よりもより更にフレッシュで洗練された可憐な花やイチゴ、マスカットのような爽やかな香り、含むと蜜のような甘さとともに、炭酸ガスの微発泡感が舌の上に広がっていきます。爽やかな触感とともに控えめな酸が少しだけ顔を出し、スムースな後口で流れますが長い余韻を感じられます。 当初は炭酸ガスは全て抜いてから詰めたりしたそうですが、最終的な味の完成度を考えた時に少し残したほうが良いと判断したため、あえて残しているとおっしゃっていました。
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