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光栄菊酒造は2006年に一度廃業した佐賀県の酒蔵ですが、紆余曲折あり2019年に復活を遂げました。 立役者となったのはテレビ番組制作で出会った日下(くさか)さんと田下(たした)さん。 日本酒をテーマにした番組制作を行う中で酒造りに強い感心を示し「傍観者としてただ報道するのではなく、自分たちで酒造りをしたい」という思いを持つように。 そこから日下さんは長野県の酒蔵で修行を開始。並行して廃業あるいは休眠している酒蔵を探しますが、「候補は出てくるものの、条件が折り合わず、浮上しては白紙に戻るの繰り返しだったと言います。 そんな中で、佐賀県で2006年に廃業した光栄菊酒造の蔵が残っているという情報を手に入れます。 早速、酒蔵と土地を所有している旧光栄菊酒造の創業家の一族と交渉を始めたところ「蔵が生き返るのは創業家としてもうれしい話。土地と建物をまとめて譲りましょう」ということで、条件面もクリアして進むことができました。 しかしながら、既に清酒の製造免許は返上してしまっていたので、酒造免許を譲渡してくれる酒蔵も探し、2019年2月に蔵の工事に着手します。 また、造りの面では自分達での酒造りをする計画を進めている中、藤市酒造(愛知県)の「菊鷹」と出会い方向性が一転。 日下さんの修行先だったの蔵人たちも「まったく欠点が見当たらない」と褒めるほどの完成度の高さに衝撃を覚えた日下さんは「こんな酒を造る杜氏と一緒に酒造りがしたい」という思いを募らせます。 その杜氏とは、光栄菊復活の立役者の1人となる山本さんです。 山本さんは滋賀で能登杜氏、大阪で南部杜氏のもとで酒造りを学びながら独自の技術を磨き、2004年には“責任仕込み”の「山本スペシャル」をリリース、藤市酒造時代の「菊鷹」には、熱狂的なファンも多く、「酸のある味わいのしっかりとした酒を醸す杜氏」として知られる存在でした。 そんな知る人ぞ知る伝説の山本杜氏と2人の出会いが、「光栄菊」復活の第一歩となったのです。 特徴的なのは「数値に囚われない酒造り」 近年、醸造機器の発達により、酒造り途中に分析した数値を参考に方向性を決めることが多い中、「最終的な味わい」に焦点を合わせ、味を中心に独自の感覚で方向性を決めていきます。 一般的に苦みというのはネガティブに捉えられることも多いのですが、この光栄菊はネガティブに感じることなく、その要素が無いと物足りないと思うほど見事に調和して1つのお酒としての完成度を誇ります。
4,500円(税込4,950円)
香りは控えめですが上品でフルーツの酸を思わすニュアンスもある香り、含むとトロミにも似た甘みと酸が密度感高めに現れ、ボディ感を持って広がっていきます。
2,000円(税込2,200円)
白い花の中にパッションフルーツのような香り、渋みの効いた甘みとグレープフルーツを思わす酸と流れていき、旨苦みを伴った余韻で消えていきます。
3,600円(税込3,960円)
白い花の中にパッションフルーツのような香り、渋みの効いた甘みとグレープフルーツを思わす酸と流れていき、旨苦みを伴った余韻で消えていきます。
3,150円(税込3,465円) SOLD OUT
ジューシーな梨や柑橘を思わすニュアンスの甘酸っぱさにグレープフルーツのようなほろ苦さが抜群の美味しさです!
1,750円(税込1,925円) SOLD OUT
ジューシーな梨や柑橘を思わすニュアンスの甘酸っぱさにグレープフルーツのようなほろ苦さが抜群の美味しさです!
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